Material/マテリアル

Jumou のダウンウエアはダウン率が高い

Jumou の製品に使用する素材は、何より「身に着けて心地よいもの」であることが重要と考えています。

衣類や小物に充填する羽毛に関しては、ダウン率が概ね80%以上の高品質なものを用いています。より軽く、より暖かい製品を作るために、羽毛製品製造を本業とする Jumou は羽毛の品質には特にこだわっています。

細かい軸のあるスモールフェザー(羽根)の割合が多いと価格を抑えることはできますが、製品全体がゴワつき、質感が悪くなります。また、軸は生地の織目から飛び出しやすく、それによって生地に穴が開けばダウンが噴き出るようになってしまいます。それでは長く大切に使っていただくのにふさわしくありません。

また弊社では貴重な資源である羽毛を一層大切に使っていきたいという思いから、他社に先駆けて、リサイクルダウンを使用した商品の開発にも力を入れています。

すべて国内で回収された羽毛布団から良質の羽毛を取り出し、適切に洗浄して再利用しています。

新毛以上に清潔で独特の動物臭も少ないことから、これまで様々なアイテムに使用し、サステナブルな消費に関心の高いお客さまはもちろん、使用感にこだわりのある方からも大変喜ばれています。

バランス感覚を重視した生地の選択

その羽毛を包み、装いを彩る生地については、デザイン性と着心地のよさの両立を心がけて選んでいます。

羽毛に直接触れるダウンパックの生地には織目が緻密で、さらにダウンプルーフ(織目をつぶす処理)を施した生地が使われます。

SDGsを最優先に考えるならばオーガニックコットン一択としたいところですが、あまりに商品が高額になるようではお客さまに大変な負担をおかけすることになってしまいます。

いつか徹底してサステナブルなブランドに育てることをめざしながら、現在はものによっては再生ポリエステルなど環境負荷の少ない化繊も利用しています。

当ブランドは特に大人世代にご満足いただけることを目標としており、表地は色や質感がシックで上品な見た目になるよう、着る人の気分を上げるものを選択の基準としています。

そして時には伝統産業とのコラボ商品として、川越唐桟や国産デニムの羽毛半纏の製造にも取り組んでいます。

素材について最良の選択とは、何を優先するかで違ってきます。Jumouではまず着心地の良さや耐久性、日常着としての手入れのしやすさを考慮しながら、同時に環境にもやさしい素材選びを心がけています。

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